※ブログ更新※【ブログお休み中】仮想性の時代のソーシャルキャピタルの役割とは?『人と人の「つながり」に投資する企業』を読んで(その4)

 

 こんにちは、髙橋です。

 (最近バタバタしており、ブログをお休みしています。)

 

 月曜と火曜のブログのつづきです。

 これまでのブログ記事▼

 →※ブログ更新※仮想性の時代のソーシャルキャピタルの役割とは?『人と人の「つながり」に投資する企業』を読んで(その1)

 →※ブログ更新※仮想性の時代のソーシャルキャピタルの役割とは?『人と人の「つながり」に投資する企業』を読んで(その2)

 →※ブログ更新※仮想性の時代のソーシャルキャピタルの役割とは?『人と人の「つながり」に投資する企業』を読んで(その3)

 『人と人の「つながり」に投資する企業』という本を読んで、「現下のリモートワーク環境でいかに同僚や会社のメンバーと協働するのか」ということにも関わる話が取り扱われていたので、取り上げたいと思いました。

 本書を参考にしながら、「仮想性の時代のソーシャルキャピタルの役割とは何か?」ということを考えてみたいと思いました。

 今日も、この本の内容を参考にしながら、考えてみたいと思います。

 

   ▼

 

 下記は振り返りですが、、、

 そもそも、「ソーシャルキャピタル」とは、

 「ソーシャルキャピタルは、人々のあいだの積極的なつながりの蓄積によって構成される。すなわち、社交ネットワークやコミュニティを結びつけ、協力行動を可能にするような信頼、相互理解、共通の価値観、行動である」

 というものでした。

 ソーシャルキャピタルは、人と人との「つながり」の間に存在するもので、信頼やコミュニケーションが積み重なることで資本(キャピタル)としての価値を発揮するものです。

 

 昨日は、ソーシャルキャピタルの基本が「信頼」であることをお伝えしましてあ。

 組織における信頼関係は、メンバーへの監視や管理にコストが少なくて済み、ロイヤリティやコミットメントを引き出したり、自信や自尊心を与えるというメリットをもたらしてくれます。

 つまり、われわれは「信頼」を介して、組織内のコミュニケーションや管理のコストを減少させたり、お互いに自信を与えたり、コミットメントを引き出すというメリットを享受することができると言えるでしょう。

 そのような意味で、ソーシャルキャピタルは資本(キャピタル)としてのメリットを持っていると言えます。

 

   ▼

 

 拙い文章で申し訳ございませんが、

 月曜~ここまでのブログで、「ソーシャルキャピタルが何であるか」を少しずつお伝えしてきました。

 

 そこで読んでおられる方は思うかもしれません。

 コロナ感染拡大によるリモートワークの急速なひろがりは、ソーシャルキャピタルにどんな影響があるのか、あるいはソーシャルキャピタルを減少させてしまったり、そもそもソーシャルキャピタルの蓄積を阻んでいるのではないのか?

 この点についても、この本の中では言及があります。

 ここでは、「仮想性」というキーワードで論じられています。

 

   ▼

 

 結論から申し上げますと、

 本書では「仮想性」がソーシャルキャピタルの減少を招くものの、

 適切に活用すれば、ネットワークやコミュニティを強化・拡大して、ソーシャルキャピタルを蓄積することも可能である、

 ということが述べられています。

 、、、という、なんとも取り留めもないものなのですが、

 おかしいことは言っていないと思います。

 

 本書では、

筆者は概して、仮想的な仕事のやり方に依存することはソーシャルキャピタルにとって脅威になると見ている。

従来の組織が、「共に働く」という体験をほとんど持たない、電子的にリンクされたバラバラの個人の集合になってしまえば、その分だけソーシャルキャピタルは減少してしまう。

(しかし、)コミュニケーションのためのテクノロジーを適切に活用すれば、伝統的な基盤に根ざしている社交ネットワークやコミュニティを強化・拡大することも可能になる。

仮想性は単にソーシャルキャピタルを奪い去るというわけではない。テクノロジーが改良され、新たに生み出されたテクノロジーを生活・労働の社会的な文脈のなかに徐々に吸収していけば、現時点ではほとんど推測もできないような役割・影響力を発揮するだろう。

 と述べられています。

 つまり、「使い方次第」ということです。

 

 ただ、これに関して付け加えると、リモートワーク環境における有効な仕事のやり方やテクノロジーを吸収するだけでなく、

 そういった新たな環境に適したコミュニケーションを意識的に行うことが個々人には求められていると思っています。

 先日、zoomを使った勉強会に参加していた中で、そういった話になりました。

 つまり、画面越しにコミュニケーションを取る際には、これまでとは違った表現の仕方であったり、話し方が求められているのではないか、ということです。

 また、プロセスが見えにくくなる分、それを自分への評価者へアピールすることも、今以上に、今とは違ったやり方で必要になってくるかもしれません。

 そのようなコミュニケーションのあり方の変化に対して、組織のなかの個々人が対応していくことが、仮想性の仕事環境の中で大切になってくるのではないでしょうか。

 

 そして、リアルで行う仕事環境から、リモートワークのような仮想的な仕事環境に変化するにあたって、ソーシャルキャピタルが重要な役割を果たしていると感じています。

 これまでの組織におけるやり取りの中で積み上げてきた信頼があるからこそ、

 リモートワークでも仕事を任せることができたり、

 目に見えなくともどんな風に作業しているのかがわかったりという補助が、

 ソーシャルキャピタルによって支えられています。

 

 そのようにコロナによる急速なリモートワークへのシフトにおいて、これまでリアルで蓄積してきたソーシャルキャピタルが生かされている、という一方で、

 大きな課題が生まれていると思っています。

 それは、今組織に入ったばかりの人や、これから組織に入ってくる人たちとの間にどのようにソーシャルキャピタルを蓄積していくのか、組織に適応させていくのか、という問題だと思います。

 これについては、また来週書きたいと思います。

 

   ▼

 

 引き続き、『人と人の「つながり」に投資する企業』の内容を紹介しながら、最終的に「仮想性の時代のソーシャルキャピタルの役割とは何か?」ということを考えていきたいと思います。

 本日も読んでいただきありがとうございました。

 ではでは~。

 

 

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