※ブログ更新※【勝手に組織社会化研究室-KOS-LAB-】20200320:今週の「組織社会化」の関連記事まとめ。そして、「社会化」概念の深淵を覗く。社会化の成功とは客観世界と主観世界のシンメトリー!?(ピーター・バーガーの至言)

 

 こんにちは、高橋です。

 

 今日も【勝手に組織社会化研究室】です。

 月曜日、火曜日、そして木曜日と、【勝手に組織社会化研究室】として、

 新型コロナウイルスの感染拡大により長期化が予想されるリモートワーク環境下での4月以降の新人受け入れについて、

 「組織社会化」の知見を元に、リモート環境での新規参入者の組織適応に関して注意すべき点について、またその対策としてどのようなことが考えられるのかということを書いてきました。

 

 今週はかなりガッツリ書いてきたのでだいぶ負荷がかかりました。

 なので、今日は今週月曜日から書いてきた「組織社会化」についての記事内容のまとめでご勘弁を。

 ただ、最後に少し、社会構成主義の提唱者のひとりとしても有名な社会学者であるピーター・バーガーの言葉から、「組織社会化」もとい「社会化」という概念の深淵を、一緒に覗き見ませう。

 

 ということで、

 ザックリ、振り返っていきまっしょい。!

 

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 月曜日は、組織適応を促す組織社会化は、その学習内容から職業的社会化/文化的社会化/役割社会化の三つに分類され、リモート環境下での組織社会化においては、文化的社会化及び役割社会化に困難を抱えやすい。そのため、オンラインでのコミュニケーションをより活発にすることや新人に期待する役割をしっかりと言語化して伝えるということが大切なのではないか、ということをお伝えしました。

 元記事はこちら▼

 ※ブログ更新※【勝手に組織社会化研究室-KOS-LAB-】20200316リモート環境での新人受け入れで注意すべき「組織社会化」の3つの側面:文化的社会化と役割社会化に注意した受け入れが大切!?

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 火曜日は、リモート環境下で仕事をするうえで重要なコミュニケーション手段であるソーシャルメディアについて、ソーシャルメディアを社交的に(仕事の要件以外の交流として)利用することで、文化的社会化(や役割社会化)を促す可能性があることを、先行研究を元に考察しました。

 元記事はこちら▼

 ※ブログ更新※【勝手に組織社会化研究室-KOS-LAB-】20200317:リモート環境下での新人受け入れはソーシャルメディアの社交的利用が重要!?リモートでは困難な「文化的社会化」を促すソーシャルメディアの使い方とは何か。

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 昨日の木曜日は、組織社会化を促す働きかけである「組織社会化戦術」というものを取り上げ、「制度的戦術」と「個人的戦術」という分類をご紹介しました。そして、特にリモート環境下での組織社会化では「制度的戦術」が使えなくなったり、本来よりも効果性が下がる可能性があるということを考えました。これは、本来体系化されたものである制度的戦術がリモート環境への変更というイレギュラーな契機によって消滅あるいは劣化することによる影響です。

 元記事はこちら▼

 ※ブログ更新※【勝手に組織社会化研究室-KOS-LAB-】20200319:リモート環境下での新人受け入れ&組織社会化(組織適応)していくために知っておきたい「組織社会化戦術の2つの側面―制度的戦術と個人的戦術―」

 

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 と、めっちゃハイスピードで月曜、火曜、木曜の記事を振り返りました。

 まあ、今日初めてブログ読んだよって方にも親切かなって思うので、まとめ記事でもご勘弁くださいまし。

 

 で!

 最後に「社会化」という概念の深淵を覗き見ませう、とお伝えしました。

 ということで、私が「社会化」という概念を考えるうえで、

 「これヤバ!至言だろ!」と思う文章を下に引用して終わりたいと思います。

 あらかじめツイートしておきました!

 

 バーガーの社会化についての考察は、デュルケムの「社会=客観的事実性」という考え方に依拠しているものだと思われます。

 そして、バーガーはそこから、社会(及び組織)に参入する個人を主観世界として位置付け、それに対して社会という客観世界を対置させることによって、「社会化」を主観世界と客観世界とのシンメトリーを目指す振る舞いとして捉えていきます。

 ピーター・バーガーは、トーマス・ルックマンと共に「社会構成主義」という社会理論の主唱者であり、彼は社会というものを客観的かつ主観的な存在として考察したと思われますが、↑の文章にもそれが感じられますね。

 そしてそれは、社会構成主義及びそこから派生したナラティブ・アプローチの考え方にも通じてくるものだと思います。

 

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 というわけで、

 今日は、今週ブログに書いた「組織社会化」関係の記事内容を振り返り、「社会化」という概念の深さをピーター・バーガーの至言から感じました。

 いかがでしたでしょうか。

 最後のピーター・バーガーの文章はとても難しいように感じられたかもしれません。

 私ももちろん、読んでいてよくわからないことばっかりですからね。

 あ、ちなみにこの文章が載っている本は『聖なる天蓋』という本で、ちくま学芸文庫から刊行しているので、比較的安価に入手可能ですので、是非ご一読をおすすめいたします。

 

 

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 それでは!

 

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今日の名言

 

人間の社会はすべて一種の世界構築の営みである。(『聖なる天蓋』)

 

― ピーター・バーガー ―

 

 

 

「大人の学び」7つの行動  

中原淳『働く大人のための「学び」の教科書』

 行動タフな仕事から学ぶ

 行動本を1トン読む

 行動人から教えられて学ぶ

 行動越境する

 行動フィードバック

 行動場をつくる

 行動教えてみる

 

 

 ああ、学ばな。。。

 

 

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