※ブログ更新※「役に立つ」から「意味がある」へ:ラーニングイノベーション論で山口周さんのお話を聞いた!そして、experimentingの重要さを実感した件

 

こんにちは、髙橋です。

 

今日は慶應MCC「ラーニングイノベーション論」のSession12。

今回のゲスト講師は山口周さん。

このブログでも【本を1トン読む】の中で何度も登場しています。

※ブログ更新※【行動②本を1トン読む】20190822

※ブログ更新※【行動②本を1トン読む】20191008

※ブログ更新※【行動②本を1トン読む】20191025

 

講師が中原淳と山口周というあまりにも豪華な講座(金銭的価値にしても相当高価だと思われます、笑)。

 

今回、山口さんがしてくださったお話のテーマは↓

経営におけるアートとサイエンス
〜働く大人が育む「美意識・感性」とは〜

 

山口さんの著作が好きな方であれば分かると思いますが、ド直球のテーマです。

私も山口さんの本を何冊も読んでいるので、このタイトルを見ただけでだいたいどんな内容を話されるかというのはすぐにわかります。

 

ただ、

直接本人がリアルタイムで、目の前で話されているということ自体が重要であり、「パワー」があります。

そしてやはり、単純に面白かったー!ということ。

 

 ▼

 

話の内容については、

これまでブログの中で本を紹介した時に既に書いていることですし、山口さんの本を直接読んでいただくのが一番分かりやすいと思うので細かいことは書きませんん。

山口さんがおっしゃっているのは、現代の世の中において大きな価値転換が起こっているということです。

 

山口’s ワードで言うところの

「役に立つものから意味のあるものへ」

という一言に尽きます。

 

役に立つもの、つまり正解のあるものが飽和状態となり供給過剰となっていることから価値はどんどん下がっています。

そのため利便性をさらに向上させたところでそれほどの価値の差を生まなくなってきています。

例えばテレビが4型から8型になったところで価値が何倍にも膨れ上がるということはありません。

一方で、「人の心を動かすもの」「人の感性に触れるもの」は大きな価値を生みます。

例えば、薪ストーブや暖炉は、熱交換率のような暖房としての能力はエアコンに遠く及びませんがエアコンよりも高い価値で取引されています。

このような世の中の価値観の変化には、物があって当たり前の時代になったこと、そしてそれゆえに多様なものを人々が求めるようになったこと、という背景があります。

そして今後は、正解のあるものについては AI やロボットが担う時代になることが予想されます。

そのため、人間は役に立つものや正解のあるもの(サイエンス)との距離を考え直し、意味のあるものや正解のないものを生み出したり、問題を見つける美意識や感性(アート)の視点をビジネスに取り入れて行く必要があります。

以上が山口さんが話されていたことのざっくりとしたまとめです。

 

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また、こんな興味深い話もされていました。

アートの視点で物事をなすことや表現することは一般的には「恥ずかしい」「怖い」と感じることが多いものです。

例えば、具体的な数字やデータからロジカルに説明をすることに恥ずかしさを感じるというのはあまりないと思いますが、自分の考え感じたことをポエムにして発表するとしたらおそらくほとんどの方が恥ずかしいと感じると思います。

これは極端な例ではありますが、ストーリーのあるもの意味のあるものを表現するのは最初多少の恥ずかしさや怖さを感じるものです。

この恥ずかしさや怖さを超えて試してみること、つまり「やってみる」ということをできるかどうかということがこれからの時代の優秀さに関わってくる可能性が高いのです。

 

この話を聞いていて私が思ったのは、このブログで私がたびたび取り上げている「プロアクティブ行動」です。

プロアクティブ行動は、他社から指示されて行うリアクティブな行動の逆で、先に起こることを予測してあらかじめ行動することです。

このプロアクティブ行動の一つの種類で、experimentingという概念があります。

正確には「実験すること」といった意味になりますが、ビジネス行動としては「やってみる」ということに他なりません。

 

なぜexperimentingが重要だと思うかと言うと、

意味のあるものを作り出すような「クリエイティビティ」は、他者から口で説明されて理解し実践できるようになるようなスキル的なものではありません。

今日の質疑応答の中で中原先生も山口さんもおっしゃっていたことですが、意味のあるモノを生み出すようなクリエイティビティを身につけるには実際に作ってみるということ以外に有望な打ち手がありません。

そのため、今後企業が自社の従業員に「意味のあるモノ」をつくりだすチカラを付けてもらうためには、実際に「やってみる」機会をつくり、その繰り返しから経験学習をしていってもらう必要があるかもしれません。

人は心の中で「これ面白いな」「やってみたいな」と思うことは多々あります。

ただ、それを実際に「やってみる=experimenting」という人はどれくらいいるのでしょうか。

「やってみる」ことは恥ずかしかったり、怖いものですので、なかなか実行に移せません。

だからこそ、

山口さんが唱える今の価値転換の時代において、今後experimentingはとくに重要なビジネス行動になってくると思われます。

 

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今日は、「ラーニングイノベーション論」での山口周さんのお話をシェアさせていただきました。

山口さんの「役に立つから意味があるへ」の話は、Youtubeに良い動画がありますのでおすすめです→講演@立教大学の動画:「AI時代の新しい思考法(山口揚平・山口周)」

また、今後のビジネスではexperimenting、つまり「やってみる」ということの重要性が増していくと思われます。同時に、研究の領域でもexperimentingへの注目が今後高まっていくかもしれません。

 

また、個人的に山口さんのお話を聞きながら、「これ面白そうだな」「役に立たないけと意味がある(ストーリーがある)な」と思ったものがあったので、とりあえず試作(experimenting)してみたいと思います。

 

最後に、、、

山口さんの『武器になる哲学』にサインをいただきました。

 

例によって、下記の行動原則にあてはめてみます。

「大人の学び」7つの行動(中原淳著『働く大人のための「学び」の教科書』

行動 タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ

行動 本を1トン読む

行動 人から教えられて学ぶ

行動 越境する

行動 フィードバックをとりに行く

行動 場をつくる

行動 教えてみる

今回も行動③と行動⑦です。

よし、学ばな。。。

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