※ブログ更新※成長意欲の表現方法:単に成長したいと言ってはいけない!「自己認識」を表すことがカギ!?

 

こんにちは、髙橋です。

 

最近は、リアルでもネットでも「成長したい」という意欲の高い若者や学生をたくさん見かけます。

実際、そういった意欲や姿勢があることは素晴らしいことですし私も常にそうありたいと思っています。

その一方で、

そういった意欲や姿勢がリアルの現場でどのように受け取られるかということ、
つまり、若者であれば会社の先輩や上司、学生であれば就活時の面接官などといった重要な他者にどのような印象を与えるのかという点で一縷の不安をいだきます。

 

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若者や学生にとっては、現在やこれからの変化の激しい時代において重要な自己の成長というものが、生きるうえで、そして働くうえで気がかりなのはとても理解できます。
またそれは合理的な判断と言ってよいでしょう。

しかし一方で、

彼らと会社の先輩や上司あるいは面接官との間には大きな壁、違いがあります。

ここでは仮に「社会化の壁」と表現してみましょう。

このブログでも再三にわたり組織社会化の話題を取り上げてきました。

この社会化の有無あるいはその程度の違いというものが両者を分ける壁になっています。

若者や学生と比べて先輩や上司あるいは面接官という人々は強く組織社会化された存在です。

会社の文化や風土、仕事のやり方、理念・目的といったものを自身に内在化している人々です。

その一方で、会社に入って間もなかったりこれからその会社に入りたいというような彼らはまだまだ組織社会化されていない存在です。

つまり社会化の壁というものが存在していると言えるでしょう。

 

そのため、

会社の先輩や上司に「成長したいのでこれこれの仕事をやらせてください」や、「もっとこんな風にやりたいんです、そうしたら私はもっと成長できると思います」だったり、

あるいは、
入りたい会社の面接官に「御社に入れば成長できると思ったので志望しています」や、「御社は自分をより成長させてくれる会社だと考えているので志望しました」

というようなことを言ったところで、それほど高い評価を受けないどころか、心象が悪くなる可能性が高いです。

 

というのも、

「社会化の壁」の向こう側にいる人達にとっては会社が自己の成長のためにあるのではなく、会社をよりよくするために働くことで結果として成長するということが常識だからです。

そのような人たちからすれば、先ほどのような発言は「何勘違いしてんの?」と受け取られるでしょう。

以上のような理由から、成長意欲の高い若者や学生さんにとっても、そのような気持ちをあまりに率直に表現したりシンプルに伝えてしまうことはあまりおすすめできません。

 

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しかし、

成長意欲があること自体は当然ながら素晴らしい、そして喜ばしいことですし、
先輩や上司面接官にとっても歓迎すべきことであることは間違いないでしょう。

要するに、表現の問題なのです。

それでは、成長意欲はどのように表現すれば良いのでしょうか?

たとえばこんな表現の仕方はどうでしょう。

「成長したい」を「まだまだ足りない」に変換するのです。

「成長したい」と「まだまだ足りない」は、両方とも「そうありたいと思うレベルに今は達していない」ということを表しています。

しかしながら、受け取られ方は違ったものになるのではないでしょうか。

 

そのように変換すると次のような表現ができます。

自分としてはまだまだ足りないところが多いのでもっとたくさんのことを学んだり仕事を経験していかなければならないと思っています

いかがでしょうか。

前とは少しイメージが変わったような気がしませんか。

これには、少し自虐的な表現が相手にとって可愛く思えるという要素もありますが、重要なのは自己認識ができているという印象があるかどうかだと思います。
つまり、単に成長したいだけでは「そもそも今の状況をしっかりと認識しているのか」というツッコミが入りますが、まだまだ足りないと表現することでそれが解消されます。

このように、自己認識をしっかりと表現の中に織り込むことで相手に与える印象が変化するのではないでしょうか。

 

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ただ注意して欲しいのは、

まだまだ足りないと言っている当人が実際全然ダメダメだったら、

「うんそうだよね、じゃあまず今やれることを頑張って」となってしまうことです。
つまり、しっかりと目の前のことをできているうえで言っているからこそ成立するとも言えるのです。

ですので、

まずは自分がそれを言えるだけの状態にあるのかということの「自己認識」から始めなきゃなりません(自戒を込めて)。

 

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今日は成長意欲の表現の仕方について考えてみました。
そして、自己認識を表現に織り込むかどうかということが重要なのでは?ということをお伝えしました。
まずは私も自己認識に努めたいと思います。

例によって、下記の行動原則にあてはめてみます。

「大人の学び」7つの行動(中原淳著『働く大人のための「学び」の教科書』

行動 タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ

行動 本を1トン読む

行動 人から教えられて学ぶ

行動 越境する

行動 フィードバックをとりに行く

行動 場をつくる

行動 教えてみる

今回は行動⑦です。

今日は日ごろから頭の中でボヤっと考えていたことを言葉にしてみました。

ああ、学ばな。。。

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