※ブログ更新※【行動②本を1トン読む】20191017

 

こんにちは、髙橋です。

 

今日は【行動本を1トン読む】企画です。

今回も読んだ本の重量を追加したいと思います。

ちなみに、(2019年1月1日~)前回の投稿までの総重量は、48,878gでした。

 

ポール・クルーグマンほか著、大野和基編&インタビュー『未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来』PHP新書・・・147g

 

本書は、「テクノロジー」「資本主義経済」などに関して、現代の知の巨人と言われる7名の著名な専門家にジャーナリストである大野氏が訊ねた論考集です。

 

世界の知の巨人(インタビュイー)

→トーマス・フリードマン:ジャーナリスト&コラムニスト

→デヴィッド・グレイバー:文化人類学者

→トーマス・セドラチェク:経済学者

→タイラー・コーエン:経済学者

→ルドガー・ブレグマン:歴史家&ジャーナリスト

→ビクター・マイヤー=ショーンベルガー:ビッグデータの権威

 

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ひとことで言えば、「イマっぽい本」ということです。

元々、ビジネス書では「未来予言系」の本が良く売れる印象がありますが、現在のように不確実性が高まり、変化のスピードが早くなっている時代であれば、そのようなタイプの本はなおのこと人々の「不安」に訴えかけるチカラ(訴求力)があるのだと思います。

実際、いま本屋へ足を運ぶと「AIが変える未来系」の本が大量に並べられています。

 

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本書もその系統に属するビジネス書です。

キーワードは「AI」「ビックデータ」「資本主義」「未来」といったところです。

それらをキーワードに上記の識者たちがさまざまな意見を述べています。

 

ただ、

この本に通底したメッセージをひとことで申し上げるならば、

「資本主義に終焉などない」

ということでしょうか。

つまり、近年よく聞かれるような「資本主義は行き詰っている」「資本主義の終焉が近い」といった考え方へのアンチテーゼとなってます。

 

ただ、細かい議論は各識者で異なっていますので、本書を購入して読んでいただくとして、私的にお薦めするのは文化人類学者デヴィッド・グレイバー氏が対談相手のChapter3です。

グレイバー氏は「Bullshit Jobs(どうでもいい仕事)」という言葉で有名です。

グレイバー氏は、世の中には自分の仕事が何の役に立っているのかを実感できないどうでもいい仕事にあふれていると主張します。

そして、今後AIやロボティクスによって人間はこれまでの「Bullshit Jobs(どうでもいい仕事)」から解放され、ゆくゆくはベーシックインカムによって最低限の生活が保障されるので、人間は「人間らしい仕事」に専念するのようになるとグレイバー氏は主張しています。

まあ、最近の未来の働き方についての典型的な議論かとは思いますが、

他のそういったタイプの議論と少し違っているのは、前提条件がたいていは「AIによって仕事がなくなる」という論であるのに対し、グレイバー氏は「そもそもどうでもいい仕事ばっかりなんだよ!」という点です。

また、この「Bullshit Jobs(どうでもいい仕事)」について、どのような仕事がそれに該当するのかについても詳しく解説されていて面白いです。

 

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今日は、AIやテクノロジーが変える資本主義の未来を論じた本書を紹介しました。

私がこの本を買った大きな理由はタイトルに「未完の」という文字が入っていたためです。

実は、「未完の資本主義」というのは私自身の資本主義への見解とかなり近いものがあります。

ボヤっとしたイメージですが、

これまでの伝統的な資本主義が「金融資本主義」であった(未完だった)のに対し、今後はお金以外のものも含めたすべてのものが高い資本機能を持った「エブリシング資本主義」になっていくと思っているからです。

そのため、本書は共感できる箇所も多く、また「へー、なるほど」と参考になる事実や予測も多くあり、示唆に富む内容でした。

 

・・・

 

前回までの総重量48,878gに、今回の147gを加算します。

ということで、(2019年元日~)現在までの総重量は49,025gになりました。

例によって、下記の行動原則にあてはめてみます。

「大人の学び」7つの行動(中原淳著『働く大人のための「学び」の教科書』

行動 タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ

行動 本を1トン読む

行動 人から教えられて学ぶ

行動 越境する

行動 フィードバックをとりに行く

行動 場をつくる

行動 教えてみる

今回はもちろん行動②です。今後も1トンを目指して読んでいきます。

さあ、学ばな。。。

 

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