※ブログ更新※【行動②本を1トン読む】20191008

 

こんにちは、髙橋です。

 

今日は【行動本を1トン読む】企画です。

今回も読んだ本の重量を追加したいと思います。

ちなみに、(2019年1月1日~)前回の投稿までの総重量は、48,391gでした。

 

山口周著『知的戦闘力を高める 独学の技法』ダイヤモンド社・・・311g

 

本書は、元コーン・フェリーのシニアパートナーで、現在は独立研究者、パブリックスピーカー、著述家としてビジネス界に引っ張りだこの山口周氏です。

 

山口氏が提唱する考え方を表現するものとして、

「“役に立つ”から“意味がある”へ」ということばがあります。

 

山口氏によれば、

これまで産業革命以降、人間は役に立つものをつくりだすテクノロジーやサイエンスに重要性や高い価値を持たせてきました。

しかし、

現代ではすでにそれらの“役に立つ”ものが飽和状態になってきていることからその価値を失い、

これからは役に立たないがそこに“意味がある”もの、

例えばアートやフィロソフィーに高い価値が置かれるようになります。

山口氏はハイペースでビジネス書を出版されていますが、多くの書籍の根底にあるのはそのような考え方です。

 

※6月に立教大学で開催された講演会の様子がYoutubeでご覧になれます。「“役に立つ”から“意味がある”へ」という考え方を山口氏本人がわかりやすく解説されています。

動画を見る

 

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そのため、山口氏のビジネス書には通常のビジネス書では見かけることが少ない、美術や哲学にまつわる話が多く出てきます。

山口氏の大人気を顧みるに、

そのような新しい考え方がビジネス界で受け入れられつつありますが、

それは何か“分析して”や“狙って”というわけではなさそうです。

というのも、それらはまさに“役に立つ”の思考であるからです。

 

むしろ、

美術や哲学が山口氏にとって“意味がある”ものだからこそであり、

それがたまたま現代の世相にマッチしたというのが本筋のように勝手に推測しています。

 

例えば、本書の以下のような文章がそのような推測を支持してくれるかもしれません。

私自身の「掛け算」はなにかというと「人文科学と経営科学の交差点で仕事をする」ということになります。私のバックグラウンドは哲学・歴史・美術・音楽といった人文科学領域であり、この領域の勉強についてはまったく苦にならない・・・・・というよりも好きで好きでしょうがない。

 

この「好きで好きでしょうがない」というのは“役に立つ”とは真逆の考え方です。

むしろ、

自分にとって“意味がある”ということを重視しておられます。

そして、

本来“役に立つ”が重要視される経営科学の世界に、役に立たないが“意味がある”人文科学の知見を掛け合わせることで、そこに新しさが生まされているのだと思います。

 

 ▼

 

ただ、こう思われるのではないでしょうか?

“役に立つ”学問として、例えば経営学について学ぶだけでも大変なのに、さらにい“意味がある”という美術や哲学、歴史などを学ぶのは無理、もう絶対無理。。。

 

おそらく、そのような視点からこの本の需要が生まれているのではないでしょうか。

「山口氏はどうやって学んでおられるのだろうか?」というクエスチョンですね。

そのため本書では、なぜ今独学が必要なのか、知的戦闘力とは何か、知的戦闘力を身につけるためにどのような学びの技法があるのかということが山口氏によりつづられています。

 

 ▼

 

細かい技法については、是非本書を買って読んでいただければと思いますが、

 

最後に、私が読んでいて共感した部分をひとつご紹介したいと思います。

独学というと、「本でお勉強」というイメージを思い浮かべる人が多いのですが、実は独学にはさまざまなインプットソースがあり、それらを組み合わせることが重要だ、ということを忘れてはなりません。

 なぜ、独学のインプットを、これだけ広範囲のソースとして用いるかというと、本だけに独学のインプットを限定してしまうと「学びの稼働率」が低下してしまうからです。

 

以上のような考え方から、

山口氏は、テレビ・ラジオ・雑誌といったマスメディア情報や、YoutubeやWikipediaなどに代表されるネットメディア、そして映画や絵画などの芸術作品もインプットソースとして欠かせないものだとおっしゃっています。

 

それは、「学びの稼働率」の上昇につながります。

稼働率を上げることで、単純に独学の時間が増やせます。

時間が増えることは学びの絶対量が増えることに他なりません。

 

おそらく山口氏も、学びの基本は本だとお考えかと思いますが、それが常に最善とは限らないということをおっしゃりたいのだと思います。

また、学び=本からというような考え方が逆に学びの効率性を下げてしまう可能性について言及されています。

特にそのような学び方のバイアスがかかった人は大人に多いのではないでしょうか。

 

古い学び方にとらわれず、より自由な学びで「学びの稼働率」を上げよ、

というメッセージを本書を読む大人たちに伝えようとされているのだと思いました。

 

・・・

 

前回までの総重量48,391gに、今回の311gを加算します。

ということで、(2019年元日~)現在までの総重量は48,702gになりました。

例によって、下記の行動原則にあてはめてみます。

「大人の学び」7つの行動(中原淳著『働く大人のための「学び」の教科書』

行動 タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ

行動 本を1トン読む

行動 人から教えられて学ぶ

行動 越境する

行動 フィードバックをとりに行く

行動 場をつくる

行動 教えてみる

今回はもちろん行動②です。今後も1トンを目指して読んでいきます。

さあ、学ばな。。。

 

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