※ブログ更新※【行動②本を1トン読む】20191001

 

こんにちは、髙橋です。

 

今日は【行動本を1トン読む】企画です。

今回も読んだ本の重量を追加したいと思います。

ちなみに、(2019年1月1日~)前回の投稿までの総重量は、47,467gでした。

 

島村公俊著『10秒で新人を伸ばす質問術』東洋経済新報社・・・329g

 

本書は講師ビジョン株式会社の島村さんの初の単著です。

島村さん、おめでとうございます!

 

島村さんと初めてお会いしたのは今年の2月で、独立して仕事されている方々の集まりに、ラーンウェル関根さんに誘っていただいたことがきっかけでした。

私は当時はまだ会社に所属していましたが、島村さんや関根さんをはじめ皆さんが温かく迎えてくださり、とても勇気づけられたことを覚えています。ありがとうございました。

 

実はその際に、単著の出版を今後の目標のひとつに挙げられていたので、この度の単著出版「本当におめでとうございます」という気持ちです。

 

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この本は、帯にある通り人材育成の「超プロ」である島村さんが教える、最短最速で新人を育成するための指南書です。

タイトルにある「10秒」というのはこの「最短最速」ということの象徴的意味合いもあります。

 

昨今の「働き方改革」の中で、新人を指導する先輩や上司は以前より本当に限られた時間の中で新人育成に携わらなければなりません。

残業がほぼ無制限に行われていた時代であれば、先輩や上司はとても長い時間を新人と共に過ごすことになり、新人育成に多くの時間を使うことができました。

しかし今では、残業抑制の風潮だけでなく、フェイス・トゥ・フェイスだったコミュニケーションがデジタルデバイスを介したものが増えて、直接新人に関わることができる時間は相当減ってしまったことでしょう。

 

そのような状況の中で新人指導をする方々にとって、本書は必携の書になるのではないでしょうか。

 

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本書の目次はこちら

第1章 最速で「仕事の基本」を教える10の鉄則
第2章 早く自分で育つように新人を「体質改善」する
第3章 10秒で新人を伸ばす質問術
第4章 成長を加速させる「叱り方& ほめ方」のコツ
第5章 忙しくても続けられるコミュニケーションの秘訣
第6章 トラブルはスピード減の元! 「困ったとき」の解決法
第7章 基礎が身についたら始めたい「ワンランク上」の育成法

 

こちらでご紹介したいところは多々あるのですが、

せっかくの新刊なので、あまりネタバレ的にならないように、

私がとても共感した3点を紹介させていただきたいと思います。

 

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一つ目、

「すべての質問を求める新人」には7割しか教えない

 

こちらは、慎重型の新人で、何事も先に説明を受け、理解して練習してから実践に移すタイプの新人への時短育成法です。

この育成法では、新人に対し「すべて教えている」と伝えながらも7割の説明にとどめます。

すこし意地悪なようにも思えるかもしれません。

しかし、ちゃんと理由があります。

なぜなら、慎重派の新人の多くは、情報量が多く理解しきれなくなると、「もっとしっかり覚えてからでないと実践に移せません」と、さらに行動を躊躇する場合があるからです。

つまり、すべて教えてしまうことでかえって育成にかかる時間が長くなってしまうのです。

この育成法で重要なのは、実践においてしっかりとフォローすることを忘れないということです。

7割の説明で、まずは実践、行動してもらい、しっかりとフォローすること。そして「フォローする」ということを事前に伝えておくことも重要です。

 

私が以前、後輩指導していた際に全部先に教えてしまうタイプの指導をしていた時期があり、なかなかうまく育成できていない感覚があり、ここで紹介されているような指導に変えたという経験があります。

そのため、実感として大変共感しました!

 

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二つ目、

当事者意識を持たせる質問

 

こちらは、元々島村さんがソフトバンク時代に当時の指導者から繰り返し伝えられた言葉がもとになっています。

 

それは、

「結局、誰かに仕事を教えるということは、いかに仕事を「自分ごと」にさせるかだよ」

というものです。

 

指導者の立場にあるような先輩社員や上司の多くは、仕事に対し「自分ごと」として当事者意識を持って臨むことができます。

しかし、入社して間もない新人はまだ会社や仕事へのエンゲージメントが少ない、仕事についての知識や経験の少なさといったことから、「自分ごと」として当事者意識を持って仕事することが難しい場合があります。

 

しかし、目の前の仕事に対し、「自分ごと」として関わるかどうかはその仕事経験から学び、成長するスピードにおいて大きくかかわってきます。

そのため、新人に当事者意識を持たせることは新人の成長速度UPにつながるとのこと。

 

そこで、新人に当事者意識を持たせるための質問として次のようなものがあります。

「一人でやるとしたら?」

「仮にできるとしたら?」

 

人材育成において、

「自分ごと化させる」

「当事者意識を持たせる」

は最重要テーマのひとつと言えるでしょう。

 

新人指導で新人の仕事に対する姿勢に関して悩まれている方におススメしたいポイントでした。

 

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三つ目、

モチベーションの火となるちいさな「やってみたい」を見逃さない

 

人がもっとも高いモチベーションで動くことができるのは、「やってみたい」ことではないでしょうか。

大人だとなかなか外目には分かりづらい部分もありますが、子どもで考えるとよくわかると思います。

子どもは常にやりたいことが入れ替わり立ち替わりし、その今ココでもっとも楽しいことをやろうとします。

そのため、常に最高潮のテンションで無尽蔵とも思えるスタミナで動き回っています。

そのような人間の本質的な性向は年を重ねたからまったくなくなってしまうということはないでしょう。

大人になるとやりたいことよりもやらなければならないことが増え、またやりたくてもできないことが増え、そのうちに自分が何をしたいのかわからなくなってしまうだけです。

それでも、何か自分の中でヒットしたときには「やってみたい」という気持ちが生まれます。

 

本書によれば、仕事の中で新人が発する「やってみたい」というメッセージを指導者はしっかりと受け取ること、あるいは問いかけることによってそのようなチャレンジする気持ちを引き出すことが重要です。

新人の「やってみたい」という気持ちをキャッチすることで、新人のモチベーションを高めることができます。

新人が高いモチベーションで仕事に臨むことで成長スピードも高まりますし、その他の業務へのコミットメントも高く維持できるかもしれません。

 

一方で、そのような新人の「やってみたい」という気持ちを、「新人のくせに生意気だ」「まだまだ早い」という風にあしらってしまい、気持ちを萎えさせてしまうことは、現状の仕事へのモチベーションの低下、最終的には離職という事態につながりかねません。

そのため、もし新人の「やってみたい」ことがどうしても現時点では不可能なものであっても、しっかりと受け止め、その前向きな気持ちや姿勢を肯定してあげることは重要でしょう。

以上から、新人の「やってみたい」をキャッチし、高いモチベーションで仕事に取り組んでもらうことの重要性がわかります。

 

もし新人の「やってみたい」がなかなか見つけられないという場合のために、本書では次のような質問が紹介されています。

「何かやってみたいこととか、参加してみたいものはあるかな?」

まずは、新人の「やってみたい」をキャッチするためのアンテナを立てることから始めましょう。

 

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以上、本書の中で私がとても共感した3つの点を紹介しました。

他にも素晴らしい新人育成法がたくさん詰まっておりますが、その他は是非本書を購入してお読みいただければと思います。

 

本書には『匠の時短質問』という形で、具体的な業務での状況を想定した質問がたくさん紹介されています。

現在、新人の指導担当者であったり部下をお持ちの方は本書を携えて、状況に応じた質問を投げかけて新人指導に当たってはいかがでしょうか。

 

私的に楽しかったのは、

この『匠の時短質問』の中で、質問での問いかけの語尾の「かな?」というところです。この「かな?」を読むたびに、「島村さんっぽいなぁ~」、「島村さんにに問いかけられているみたいだ」と、勝手にリアルな想像をしておりました。笑

 

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今日は、いつもお世話になっている島村さんの初&祝な単著『10秒で新人を伸ばす質問術』をご紹介しました。

島村さん、おめでとうございます。

 

ちなみに、10月23日に丸善日本橋店で島村さんが登壇する刊行記念トークイベントが開催予定です。イベント情報ページはこちら

(先日、イベントの会場となる丸善で壁に貼ってあったチラシをパシャリ)

 

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その他、

レヴィストロース著、山口・渡辺・渡辺訳『仮面の道』ちくま学芸文庫・・・199g

 

阿満利麿『柳宗悦』ちくま学芸文庫・・・124g

 

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前回までの総重量47,467gに、今回の329gと199gと124gを加算します。

ということで、(2019年元日~)現在までの総重量は48,119gになりました。

例によって、下記の行動原則にあてはめてみます。

「大人の学び」7つの行動(中原淳著『働く大人のための「学び」の教科書』

行動 タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ

行動 本を1トン読む

行動 人から教えられて学ぶ

行動 越境する

行動 フィードバックをとりに行く

行動 場をつくる

行動 教えてみる

今回はもちろん行動②です。今後も1トンを目指して読んでいきます。

ああ、学ばな。。。

 

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