※ブログ更新※インタビュイーの振り返りを促すフカボリワード!?:「他にはありますか?」

 

こんにちは、髙橋です。

 

火曜日に投稿した記事「メンターさんの声を聴く一日:メンターがメリット感を持てないメンター制度はもれなく形骸化あるいは罰ゲーム化する!?」では、メンターへのインタビュー、メンター向け教え方研修から得られた気づきについて書きました。

 

その中でもお伝えしましたが、

メンターさんへのインタビューをされた学生Sさんのインタビュアーぶりが素晴らしく、感服しました。

 

その中でも、特に印象的な言葉があります。

それは、「他にはありますか?」という問いかけです。

 

とってもシンプルな言葉ですが、とても効果的な問いかけだと感じました。

 

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記憶を頼りにインタビューの様子を振り返りますと、

下記のようなインタビューの流れの中でその問いかけが使われていました。

 

学生Sさん「○○さんはメンターを経験してご自身にどのような変化があったと思いますか?」

○○さん「メンターとして後輩を指導する中で~」

学生Sさん「そうなんですね、~という変化があったんですね。・・・他にはありますか?」

○○さん「そうですねぇ・・・」

学生Sさん「・・・」

○○さん「ああ、こんなことがありました~」

 

読んでお分かりいただけるように、

「他にはありますか?」というSさんの問いかけによって、より深い振り返りが促され、貴重なエピソードが引き出されています。

 

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上記の中ですごいなぁと思うところは2つ。

1.「他には?」と尋ねること

2.相手が考えている間待つこと

 

1.「他には?」と尋ねること

「他には?」と尋ねることがなぜすごいと思うかというと、この問いかけは割と勇気がいると思うからです。というのも、「他には?」と尋ねることは、相手に「さっき言ったことで満足してない?」「なんか納得いってないのかな?」といったインタビュアーである自分への不安あるいは不満を引き起こす可能性があるからです。

 

2.相手が考えている間待つこと

「他には?」と問われたとき、インタビュイーは多少の動揺を抱きつつ、「他に何かあったっけ」と考えます。すぐ出てくることもあるかもしれませんが、すぐに出てくるものであれば最初の問いに対して答えていることも多いので、たいていの場合はもう一度自分の経験を振り返ります。

この考えている時間が大事です。この「間」に耐えられずに、「例えば~」とか、「じゃあ、○○については~」というように助け船的な言葉を使うと、その言葉に引っ張られてしまったり、他の話題に移ったりしてしまいます。もちろん、そのような言葉が必要な場合もありますが、今回のケースのように「間」をしっかりとることでインタビュイーの深い振り返りを促すことができることも多いと思います。

 

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今日は先日同席させていただいた、学生Sさんによるメンターさんへのインタビューから気づきを得た、「他にはありますか?」というフカボリワードについてお話しました。

 

この「他にはありますか?」という問いかけは、インタビュイー自身の深い振り返りを促し、より貴重な気づきや経験を見つけるのを助けるのではないでしょうか。

 

まさに、「フカボリ」ですね。

「他にはありますか?」と尋ねる勇気と、

相手が考えている間待つ勇気。

 

もちろん、有効な問いとなるかは状況を見て判断しなければなりませんが、

インタビュイーの振り返りを促し、経験からの気づきを引き出すフカボリワード「他にはありますか?」、

そして、そのための二つの勇気。

人事担当者はもちろん、他者を支援し成長を促す立場にある人全員が持っていたいインタビュースキルかもしれませんね。

 

例によって、下記の行動原則にあてはめてみます。

―「大人の学び」7つの行動―(中原淳著『働く大人のための「学び」の教科書』

行動① タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ

行動② 本を1トン読む

行動③ 人から教えられて学ぶ

行動④ 越境する

行動⑤ フィードバックをとりに行く

行動⑥ 場をつくる

行動⑦ 教えてみる

今回は行動③です。

学生Sさんのインタビューに同席したことで上記のような気づきを得ました。

ありがとうございます。

よし、学ばな。。。

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